【旦早流吟詠会第25回記念温習会】

2023年10月22日、日曜日AM10時半より年に一度の発表会が開催されました。

今回は中華街にある金香楼の3階宴会場と初めての場所。晴天に恵まれました。

そして人事も一新。

家元制となり家元・後藤 旦早、二代宗家・有坂旦悠 宗嗣・島田 旦桜となりました。

会員の皆さんは日頃の練習の成果をいかんなく発揮!

素晴らしい吟をご招待の先生方の前で披露。拍手を沢山頂きました。(コンクールの時は拍手は頂けないのです)

全ての吟が終わり旦早流会員全員による「ありがとう」

この演目は、ご招待の先生方にも大変ご好評をいただいています。

招待者の先生方による剣詩舞「石鎚山」

吟は緑川攝楽先生。舞は中嶋 美声先生。伴奏の尺八・渡辺 香晟先生。

普段はコンダクターかCD伴奏で吟じている会員もこの時は尺八で

吟じます。(尺八は吟じ手の後から付いてきてくれます)

私が未だ初心のころ、この尺八伴奏との歌い方に戸惑った思い出があります。

現在は、自分の声と早さに合わせて貰える尺八伴奏がとても好きです。

最後は後藤家元へ花束贈呈。

今回ご招待の先生方は29名。他流派の吟を聞ける良い機会となります。

この後、2次会となる宴会の席は、司会者の中山旦徹さん米持旦理さん。

心のこもったご祝辞やお祝いの歌が披露され全員が一体となり

楽しい時間を過ごしました。

今回、昇段者は16名。

師範の方は板垣 旦昭さん。細田 旦節さん。神田 旦泰さんの3名。

立派な看板が授与されました。

こちらは大師範。師範を経ての許状になります。

前田 旦秀さん。西立野 旦翠さん。米持 旦理さん。

本当におめでとうございます

現在、伝統文化の世界においては

少子高齢化という問題があり、旦早流もその傾向にあります。

声を出すこと、楽しい時間やご披露できる場所があることは人生の張り合いに

繋がるのだと今回改めて感じています。

来月11月5日は文化祭があります。

目黒区パーシモンホールで「西郷隆盛」を皆で演じます。

お時間のある方は是非とも脚をお運びくださいませ。※無料です。