【お知らせ・12月14日八雲学園高等学校/文化体験】

詩吟と伝え広める活動

12月14日(木曜)pm13時より。目黒区八雲学園高等部の文化体験教室に参加しました。

当日は家元/後藤旦早・宗家/有坂旦悠・青木栄早・米持旦理・島田旦桜が参加。

閑静な場所にありドラマの舞台のような校舎の八雲学園に入ると

美しいクリスマスツリーが目に入ります。

最初に来賓室にて担当のk先生と本日の流れを打ち合わせ。

ご多忙な中、近藤校長先生からも激励のご挨拶を頂き体育館へ。

今日の為に時間を測り、模範吟の米持さんとも

事前打ち合わせとリハーサルをして準備をして臨みます。

今回は高等学校1.2年生の生徒約270名が参加。

マイクテストと用意してきたCDをかけ,音を出します。本番までは15分しかありません。

後ろから舞台を撮っています。生徒さん達から私たちはこう見えていたのですね。

生徒さんの数がすごい!ものすごい迫力です。

大きなスクリーンに歌詞が映し出されていますが、生徒さん達それぞれ歌詞とメモ、

感想文を書きこむ用紙が配られています。

今回の題材は有名な幕末の坂本龍馬を題材にした『坂本龍馬を思う』

※龍馬は国民的英雄。志半ばにして凶刃に倒れたことに同情を寄せ、合わせて 

明治維新の大業に尽くした業績をたたえた歌です。漢詩人・河野 天籟(てんらい)の作。

生徒さんたちは最初からメモを取って熱心に聞いてくれました。

家元と宗家は後ろから見守ってくれています。伴奏は宗家にしてもらいます。

【模範吟です】

この日の為に、しっかり歌い込んできてくれた米持旦理さん。

いつもより力強い吟。さすがです!生徒さんたちは厳粛に聞き入っています。

【詩吟一緒に歌いましょう!】

そして、ここからが実はチャレンジ!でした。

「鑑賞会」となっていますから

生徒さんたちはまさか歌わされる(笑)とは思ってなかったでしょう。

今回は司会原稿を急遽変え、生徒さん達と一緒に歌ってもらおう!となりました。

内心ドキドキではありましたが、生徒さん達には

一度あとからついてきてもらい(大きな声です)最後は、全体を通して歌ってもらいました。

今の生徒さんは音感がすぐれていることを改めて実感!

大人の声でしっかり歌ってくれました。(うまい!!)(初めてとは思えない)

拍手喝采!!胸がいっぱいになりました。

生徒さんの感想文も素晴らしく本当に嬉しくなりました。

若い方たちは日本文化を知る機会がほとんどないのです。

英語学習や居合(いあい)という武道教育を

受けられているグローバルな学びを

うたわれる八雲学園の校風なのでしょうか?

真剣に歌ってくださった生徒さん達に感謝いたします

この日の為にご準備をしてくださった先生方にも深く感謝申し上げます。

来年に向けて『詩吟を伝え広める活動』をより充実させていきいと思います。

若い方に伝統文化を知らせたい…世界へ詩吟を伝えたい。旦早流吟詠会の願いです。

八雲学園のホームページには早速「詩吟鑑賞会」として掲載して下さいました。

 ※生徒さんの感想文をご覧ください。リンクを貼らせて頂きます。

https://www.yakumo.ac.jp/yakumo_news/2023/12/post-292.html